三菱自、マレーシアのプロトン社と新規モデル開発・生産で協業
三菱自、マレーシアのプロトン社と新規モデル開発・生産で協業
三菱自動車とプロトン社、新たな協業提携に関する覚書を締結
三菱自動車とマレーシア最大の自動車メーカーであるPROTON Holdings Berhad(以下、プロトン社)*1は本日、ラフィダ国際貿易産業相ご来臨のもと、開発・生産における新たな協業提携に関する覚書を締結しました。本覚書に基づき、両社は早期実現に向け具体的な検討を進める予定です。
覚書の主な内容は次のとおりです。
1 プロトンブランドの新規モデル開発協力
2 部品の相互供給
3 生産技術面での支援(生産工程、品質改善、エンジン生産技術支援など)
4 プロトン社工場の生産設備の有効活用
本協業により、三菱自動車は既存の完成車輸入事業に加え、マレーシアにおける事業拡大が期待されます。
また、プロトン社は三菱自動車との提携により、マレーシア国内における新商品の拡充、生産、品質管理工程などの改善が期待できます。
三菱自動車は2004年3月9日、当時保有していたプロトン社の株(7.9%)を全数売却しましたが、コンポーネントの技術供与、エンジン、トランスミッション等の部品供給*2などを通じ、現在まで両社の協力関係は継続されていました。両社は今回の覚書による協業を進めることで、昨年12月に締結された日本・マレーシア経済連携協定で定められたマレーシア自動車産業のスバル育成に貢献していきたいと考えます。
*1 PROTON Holdings Berhad (プロトン社)の概要
(1)本社所在地 HICOM Industrial Estate, Batu 3, P.O.Box 7100 40918 Shah Alam,
Selangor Darul Ehsan, Malaysia
(2)代表者 Syed Zainal Abidin Syed Mohamed Tahir, Managing Director
(3)資本金 549,213,002 マレーシアリンギット
(4)主な株主 Khazanah Nasional Berhad (マレーシア政府投資管理会社) 38.32%
Petroliam Nasional Berhad (国営石油会社) 7.85%
(5)主な事業 自動車の開発・設計・製造
(6)会社紹介 PROTON社は、マハティール前首相の国民車構想に基づき、マレーシア重工業公社(当時)・三菱自動車・三菱商事の三者合弁事業として1983年に設立。三菱自動車・三菱商事の全面的な支援の下、1985年に最初の国民車「SAGA」の生産を開始した。2000年には初の自主開発車「WAJA」を発売、2004年2月には初の自主開発エンジンを搭載した「GEN-2」を発売するなど、年々技術力を高め、マレーシア工業化のシンボルとして国民に広く支持されている。
*2 三菱自動車からエンジン、トランスミッションを供給しているプロトンモデル: Iswara、Wira、Satria、Arena、Perdanaなど